女の子に生まれる日


「December」 藍色と融解する恋心
つま先に染み込んだカメリア
あしたもまた日曜日
ぜんぶさよならを言い忘れたせい
ぼくのところへ孵っておいで


forget about nights


運命 不確定性原理の産物
倫理の裏切り
砂時計の揺りかご
愛の量は限られている
小指が解く魔法
Omnes una manet nox.
ぼくらのいのちがいきつくところ


あとちょっとだけ。をくり返して 角を曲がりそこねて三回目


ホットミルクが恋しい夜
no w here
ピアスホールの向こう側
愛の言葉は、さよならだけにとどめておいて
とかく心は忙しい
優しさも忘れたいだけ
真っ白が満ちる部屋のなかで
I must have you.
いつまでたってもふたり
その日、外ではジェリービーンズの雨が降っていた


伝え損ねた I HATE YOU
置き去りにした I NEED YOU
吐き捨てた I LOVE YOU


「糸」 綻びはそのままに
解かずに、慈しんで
手繰り寄せた縁
繕う先から死んでゆく


倫理の恋人
こころとからだとあたまの私
パラノイアの秩序
良い子だって、おもわれたい。


「秘めた夜」 呑み込む安穏
一雫の魔法
あなたを隠してしまいたい
曖昧に憂う女神
叶わないのなら忘れてしまえ


夜はどうしたって冷たく感じてしまうけれど、
優しい夜があることも、わたしはちゃんと知っているのよ


「Valentine's Day」 恋人という名前の人
Cuoricini
恋の正体
ほろ苦いも、好きになろうとしている
胸の痛みも知らないくせに


心に住みついた怪物は、
鳴き声を押し殺して、静かに牙を研ぎ澄ましている


秘色に蕩ける
零れた嘘
花は枯れない
野ばらと黄金(こがね)
プリーツスカートのなかで死んだ秘密


春、校舎裏、きみとわたし、永遠について


「四季」 春を待たずに飛んだあなた
夏を殺した昼下がり
秋を忘れて
冬を越せない純情
巡らずして夢は見れるのか


You are the first thing I think of every morning when I wake up.


きみがいなくなってから覚えたのは、バレない嘘の吐き方だけ


愛の化石
ひとりきりにしないで
贖罪は子宮に、恩赦は肋骨に
Cラインの煌めき
薬指が解く魔法
いつだってあまい
お別れだけをかき集めた惑星
anhedonia
大人の恋になれなかったものを何と呼べばいいの
さよならを待てなかったの、わたし


さんか Ave Stella
You take my breath away.
Light of Light
Treasure you.
さよなら幸せ、またきて不幸


メレンゲよりもずっと軽いあなたの言葉だけを信じていたの



( January - March )